~分娩室~
途中、トイレへ行きたくなってまたもナースコール。
助産師さんが車椅子を持って来てくれるが、もはや尋常ではない痛みにすぐそばにある車椅子に自力で乗ることができなかった。
陣痛の波が落ち着いた隙にサッと車椅子に乗りトイレへ。便座に腰をかけた瞬間に超強烈な陣痛が来てしまい、
「#%¥☆*@ーーーー!!!!!!」と声にならない叫びを上げる。
トイレの帰りに内診してもらった結果、子宮口は7センチ開いていて、これは初産にしては驚異のスピードだと言われる。
再びベッドへ移動して、しばらくしてまた内診。8センチになっていた!!
この頃になると、もうイキみたくてイキみたくて仕方ない衝動にかられた。
「イキみたいよーーもう我慢できないよーー」と絶叫するたびに、助産師さんに「今イキんじゃうと膣が裂けちゃう。赤ちゃんが苦しがるから我慢して」と言われ、赤ちゃんが苦しい思いするのだけは嫌だと思いひたすら呼吸法で耐え抜いた。
次の内診では9センチ開いていたので、ベッドごと分娩室へ移動した。
やっと分娩台へ上がれるんだ!!やっとイキめるんだ!!と思うと嬉しくてたまらなかった。
分娩台へ上がった時、まだ旦那が到着してないことに気付く。
助産師さんに旦那の携帯へ連絡をとってもらうと、あと30分で着くとのことだった。
もう今すぐ生まれそうなのに、間に合わないじゃないか!!!!遅ーーーい!!
もう私は一秒でも早くイキみたくて、まだ子宮口が開大してないのに分娩台の左右に付いてあるイキむ時に握るレバーを自ら持ちスタンバイOKだった。
「もうイキんでいいですか?」と聞くと「今9.5センチだからあと少し待って」と言われる。たった5ミリくらい、どうだっていいじゃない!!!!
私の体は冷や汗で全身がぐっしゅり濡れてしまっていた。そうこうしているうちに、旦那到着。
「旦那さん来られました」と言われスタンバった状態で後ろを振り返ると、こんな状況だというのに旦那という人は照れくさそうに笑いながら入ってきた。
私たち夫婦は、立ち会い希望はしていなかったので旦那は分娩室のドアのすぐ後ろで待機してもらうことになった。
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